カナダ大学院留学

【カナダ大学院生活】シングルマザーが子連れ留学を実現させるまでの話

みなさん、お疲れ様です。

つい最近大学院修士課程1年目を終えて今は夏休み中なので、また少しずつブログを書き始めました。

今日は私が子供を連れて留学するまでの話をシェアしたいと思います。

私は若い頃、英語が大好きで海外に憧れていましたが、金銭的な問題で留学を諦めました。

その後海外で働いた時期もありましたが、出産のため仕事を辞めて帰国しなければいけませんでした。

その私が今アラフォーになって、子供を連れて再度海外に出て、学生をしています。

この記事では、これまで辿ってきた、自分の中の留学に対する考えの変化などをいろいろ綴ってみたいと思います。

実家が裕福でない、またはひとり親家庭育ちだから留学できない?

私はひとり親家庭育ちです。はっきり言って、全く裕福ではありませんでした。

高校卒業後は、親元を離れて新聞奨学生という制度を使って専門学校に進学しました。毎朝毎夕新聞配達をして、自分で学費を払う制度です。

もちろん留学できるような貯金はありませんでした。

もうこの時点で自分には留学は無理だ、という決めつけがありましたね。

でも、「家が裕福でないから留学できない」云々は社会人になってしまえばあまり関係ないんですよね。

どうしても高校留学や、高校卒業後すぐに海外の大学に留学したかったけどお金がなくて諦めた、という話を聞きます。私もそうでした。

自分で働けるようになって、お金を貯めて、それから留学するというパターンもあることを頭の片隅に置いておくといいのかなと思います。

子供がいるから留学できない?

最近は親子留学という言葉もよく聞きますよね。

子供がいるから留学できないのではなく、子供も一緒に留学する、という選択肢が増えてとてもいいと思います。

私の場合は、自分が学生ビザで大学院に通い、子供は現地の小学校に通っています。子供の学費は無料です。

このように、留学の種類によってはかなり費用を抑えられる方法もあります。

ちなみに私は今、子供がいるからこれだけ頑張れている部分が大きいと思います。

子供がいない若い頃は遊んでばかりでしたので・・・笑

飲みや旅行や趣味のヨガなど日々忙しく、数年計画でコツコツお金を貯めて留学なんて絶対無理でした。

自分と子供のために絶対海外に行く!と固く目標を持って、実現まで5年間かなり質素に過ごしました笑

そして実際に大学院生になった今、本当にしんどい時もありますが、絶対に守らなければいけない存在があるからこそ途中で投げ出さず頑張れる自分がいます。(←若い時大学中退経験あり・・・)

シングルマザーだから留学できない?

私は未婚シングルマザーですが、特に「シングルマザーだから」留学できないということはないと思います。

むしろ、旦那様の意見や仕事の都合などを考慮しなくていい点では、「シングルだから」こんなに自由にやっていけてます笑

ただ、子供を迎えに行く時間と授業が被ってる!など、人手不足の問題で物理的に厳しい場合もあります。

そのような時はベビーシッター、アフタースクールケアなど、お金はかかりますが解決法はあります。

それに、「家族が第一」をわかってくださる教授が多いですし、何かと融通を利かせていただけるので、どうしてもの時は教授に事情を話して授業に遅れさせてもらったりもしました。

最近ではInstacartの年会員になり、日用品買い出しの時間を省いて、勉強時間を少しでも多く取る工夫もはじめました。(スーパーまでバス+徒歩で行かなければいけないので、すごく時間節約できますし何よりめっちゃラクです!笑)

そもそも留学しようと思ったのは、海外に出た方がシングルマザーとしてのびのびできる気がしていたせいもあります。

日本では、自分がシングルマザーだと言うと「え、あ…、変なこと聞いちゃってごめんなさい」とか、「大変ですね…」など気まずくなったり、可哀想な目で見られることが多いですが、

アメリカ人やカナダ人の方に同じことを言うと「ブラボー!あなたは人生で一番賢い選択をしたよ!」「なんて強い女性!誇りに思うよ!!」などと正反対の反応をされることに気づいていました。

そして私は娘に、片親だからといって負い目を感じず、家族構成とか国籍とか人種とか体型とか性別とか関係なくのびのびと育って欲しくて、そのような反応をしてくれる人のいる国に住むことを決めました。

日本で私の周りには留学しているシングルマザーなどいなく珍しがられましたが、Twitter上ではシングルマザーで留学していらっしゃる方をたくさん見かけます!

めちゃめちゃお金を持ってないと留学できない?

留学するにあたって一、二を争う懸念はやはりお金ですよね。

私は最初、子供と一緒にだったら1000万近くとか貯金いるんじゃ・・と漠然と思っていました。

でもごく普通の会社員だった私はそんなお金もちろんないので、費用を最低限抑えられる方法をめちゃめちゃ探しました。

フィリピンやマレーシアなど比較的物価の安い国も検討しましたし、年単位ではなく数ヶ月の留学だったら行けるかな、などシミュレーションもしました。

最終学歴専門学校卒の私がいろいろな方法を検討して行き着いたのが、大学院留学でした。

なぜ大学院留学なのかというと、

  • カナダでは多くの大学院が、大学やコミュカレよりも学費が遥かに安い(年間80万円など)
  • 自分の学生ビザによって子供が無料で小学校に通える
  • 大学院だと、返済不要の学内奨学金を受け取れる可能性や、ティーチングアシスタントでの収入も考えられる
  • 子供もいながら仕事を辞めてまで留学するので、とりあえず数ヶ月英語を学びに行くのではなく、修士課程を卒業して確実に将来につながる可能性が欲しい

子供が無料で現地の学校に通えることは大きいです。自分の学校が対象外だと、自分の学費+子供の学費(公立小学校でも留学生は年間100万円以上)を払わなければいけません。

上記を踏まえて、次のような計画を立てました。

  1. まず日本の通信大学に編入して、働きながら大卒資格を取る(通信は学費も安い)
  2. その間に英語レベルを必要最低限まで持っていく(IELTS、TOEFL)
  3. その間にお金も貯める
  4. そして大学院から留学する

子供を連れて留学しようと思い立ってから実現まで5年がかりでした。

英語ができないから大学院に合格できない?

海外で働いていたことがあると書きましたが、そんなに英語はできませんでした。

日本人顧客担当だったから・・・。

なので理想は、現地で語学学校などに通って十分に英語を伸ばしてから、だったんですが

語学学校の費用の問題や、私が語学学校だと娘を無料で学校に通わせられない可能性が高いことなどを踏まえて、

留学するまでに日本で必要最低限レベルまで持っていこうと考えました。

とりあえずIELTS 6.5〜やTOEFL iBT 90〜などのスコアがあれば多くのカナダの大学院に出願できます。(大学や学部によって多少異なります)

私は留学するまでの5年の間に、このスコアに辿り着けるようオンライン英会話や問題集で英語を勉強しました。

結局私は最後の最後でTOEFL目標スコアをクリアすることができずに「条件付き合格」という形で入学したのですが、自分の頑張りによって出願要件を満たすことは十分できます。

ただ、英語試験のスコアはとりあえず「出願要件をクリアする」ためのものなので、「TOEFL高得点=海外大学院でも余裕」では全然ないです。

私は入学準備コースを受けて、海外大学でのエッセイの書き方の基本を一から学びました。

ちなみに、もちろん今でも英語には苦労しています・・・

その他

私は手に職も資格もないので、どのような方法で海外に行けるか本当に悩みました。

「いきなり子連れ海外就職は厳しい。まずは留学だ!」と決めてからも、

私の場合は、学びたいことや分野が最初から明確だったわけではなく、「留学したい」から始まって、そこから学びたい分野探しが始まりました。

今は、自分が女性であること、母であること、日本人であること、これまで社会人として働いてきた経験など、私が持っている全てを生かせる研究内容に落ち着いています。

まとめ

以上、お金がなくて今まで留学を諦めてきた私が、アラフォーになってから子供を連れて留学を実現するまでに辿った試行錯誤などをまとめてみました。

同じような状況の方に、こんなやり方で留学してる人もいるんだ、と一つの参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
Ka
カナダ在住のシングルマザーです。 2020年3月に日本大学通信教育部を卒業、2020年秋にカナダの大学院に入学、つい最近卒業しました。 主に、自分と子供の英語学習、通信制大学の勉強法、海外大学院受験、カナダでの生活について書いています。