みなさんお疲れ様です。
私が日大通信を卒業してからもう3年も経つのですが、今日は通信制大学について少し書いてみたいと思います。
というのも、私がカナダの大学院生であることを伝えると、「通信から大学院とか行けるの!?」「え?正規留学?語学学校じゃなくて?」とびっくりされることがたまにあるからです。
どうやら、通信制大学は普通の大学のうちに入らないとか、通学制の大学と同等の卒業資格をもらえない、という誤解がほんのたまにあるみたいです。
今日はその誤解を解いていきたいと思います。
日大通信卒業とは
日本国内にある通信制大学全てを調べ尽くしたわけではないので、ここでは日本大学通信教育部についてお話します。
これまでもこのブログに何度も書いてきましたが、私は日本大学通信教育部で大学卒業資格を取りました。
仕事をしながら、子育てしながら、30代後半になってから、3年かけて卒業しました。
3年で卒業できたのは、昔々に卒業した専門学校の単位を移籍できたからです。
規定の単位を全て取り終えれば、晴れて大学卒業です。
「日本大学卒業」です。
「通信教育部卒業」でも立派な大学卒業資格ですし、
むしろ日大の卒業証書には「通信教育部」との記載すらありません。
要するに、日本大学と日大通信を区別するような書き方はされていません。
日大通信から海外大学院へ
私は2020年3月に日大通信を卒業して大卒資格を手に入れ、同年の9月にカナダの大学院に正規入学しました。
正確には、大学院に出願している時はまだ日大通信在学中だったので、「卒業見込み」として出願手続きを進めました。
もちろん大学名は、「日大通信」ではなく「日本大学」と書いています。
単位をどのようにして取ったか、どれくらい対面授業を受けたか、など書く欄はありません。
なので、通信大学卒業であることが審査に不利になったり、出願資格を満たさないということは全くないです。
学び直しはめずらしくない
カナダに来て3年目、大学院に3年弱在籍した今になって思うことは、大人になっての学び直しが当然のように広まっているなあということです。
今でこそ日本でも「リスキリング」などといって認知度も上がっているようですが、
こちらでも社会人経験者が仕事を辞めて大学院に入ったり、短期の資格取得コースに通ったり、ということが珍しくありません。
何年間かの職歴が入学条件である大学院もありますし、
私と同年代や、もっと年上の子持ち学生もゴロゴロいます。
そもそも大学のファミリーハウジングはそういう学生のための住居で、住んでいる世帯数もかなり多いです。
その点では、「30代後半になってから通信制大学で学んだ」と言っても驚かれることなく、
アラフォー学生として浮くこともなく、学生生活を送ることができました。
まとめ
日大通信卒からの海外大学院留学について、思うことをまとめてみました。
今、日大通信で学ばれている方で留学を考えている方がいらっしゃったら、一つの参考にしていただけると幸いです。
また、資金面の問題で大学に行けないけど(行けなかったけど)将来留学してみたいと長期的に考えていらっしゃる方がいたら、
このような方法で大卒資格を取り大学院留学した例もあると、知っていただけたらと思います。
(大学留学より、大学院留学の方が費用が抑えられる場合があります…)
あと、「自分はただの通信やし…」などと思っている方がいたら、通信制大学でも立派な大学だし、何も卑屈になることはないということを声を大にして言いたいです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。