みなさん、お疲れ様です。
今年の1月にカナダに引っ越して約4ヶ月が経ちました。
今日は、一緒にカナダに来た5歳の娘の様子について触れてみたいと思います。
カナダ引越しに関して
娘はカナダに行くこと、大好きな飛行機に乗ること、憧れのキンダーガーテンに行けることを楽しみにしていました。
(私がかなり前から、カナダに行ったら楽しいことがいっぱいあるよと刷り込んでいたせいもある。。)
大好きな保育園に行けなくなるのはさみしかったですが、最後の12月はクリスマスなどのイベントもでき、最終日にはお別れ会を開いてもらったり、お手紙やプレゼントももらってたくさんの思い出を作ってきました。
そして出発当日には新千歳空港で前から約束していた限定ピカチュウを買ってもらい、機内では優しいCAさんにおもちゃをもらい、ご機嫌で日本を出発したのでした。
カナダの小学校の様子
娘はカナダ到着時5歳で、日本の保育園では年中クラスでした。
カナダではキンダーガーテンに通っています。
キンダーガーテンは日本で言う幼稚園にあたりますが、独立した施設があるわけではなく、小学校の中にある幼稚園クラスといった感じです。そのため、キンダーでも「学校」という言い方をする人が多いです。
以前のブログでも少し触れましたが、私の学生ビザによって、娘は公立の小学校に無料で通わせてもらえています。
本来であればカナダでの新学期開始である9月に入学させたかったのですが、コロナの影響で渡航が延びたため、娘は1月に転入生という形で入学しました。
途中からの入学ということで少し心配でしたが、「外国から来た新しいお友達!」と珍しがられ、初日には娘の周りに子供達が集まってくるほどで、特別扱いが娘はうれしかったようです笑
面倒見の良い子供達が娘の世話をいろいろと焼いてくれるようで、結果的にこの時期で良かったと思っています。
学校生活
朝8時50分から午後2時35分まで学校にいます。
毎朝モーニングウォークで校舎裏の森を歩いたり、休み時間や昼休みは校内に2つある大きなプレイグラウンドで遊んだり、ダンスクラスあり、ジムクラスあり、隔週金曜日は図書館Dayなど、いろいろなアクティビティがあって娘は学校が大好きと言っています。
アルファベットやフォニックス、数字に関するお勉強の時間もあり、イラストの入ったプリントに色を塗ったりして楽しみながら学んでいるようです。
スナックには、果物にクッキーやM&M’sのようなチョコレートを添えて持って行っています。
ランチは日本のキャラ弁とは程遠く、サンドイッチorおにぎりに、野菜、卵焼きやウインナー、デザートの果物を詰めただけのお弁当を持たせています笑
以下は、ある日のスナック&ランチです。
日本の保育園の園内給食は最高でしたね。。。
ESLクラス
学区内に、私も住んでいる大学のファミリーハウジングがあるので、娘の他にも留学生の子供がたくさん通っています。
非英語圏から来た子供もたくさんいるのでESLの環境も整っていて、娘も週に3回ほど校内のESLクラスで英語を学ぶアクティビティに参加しています。
キンダーレベルのESLクラスには現在娘を含め4人の生徒がおり、その生徒は全員同じファミリーハウジング内に住む留学生の子供です。
ごほうびにステッカーをもらえるらしく、娘はESLクラスが毎回楽しみなようです。
読書に関して
私が一番感心したのは、読書に対する意識がとても高いことです。
まず、家で読み聞かせるようにと毎週3冊の絵本を渡されます。キンダークラス用のリーディング教材なので、文字数も少なく薄い簡単な絵本ですが、毎週毎週必ず違う絵本を渡してもらえるので、たくさんの絵やお話に触れることができます。
隔週の図書館Dayでは、校内の図書館で好きな本を2冊借りてきます。娘はおさるのジョージが大好きなので、よくジョージシリーズの絵本を借りてきます。
小さいうちから本を読むことに慣れておくことが大事、という教育方針がキンダーレベルからすでにしっかりしているなと感じます。
私自身、読書があまり得意でなく今の大学院生活でもかなり苦労しているので、娘には読書大好きになってほしいです笑
発表の時間
噂には聞いていましたが、やはりプレゼンの訓練は小さな子供のうちから始まっています。
キンダークラスでもShow&Tellがあります。
毎日1人ずつ誰かがShow&Tellするようにスケジュールが組まれるので、月に1〜2回順番が回ってきます。
まず、事前に親と考えた以下のヒントを生徒達に伝えます。
- Group: それがどんなグループに属しているか(楽器、文房具、など)
- Do: 何をする時に使う物か、それを使って何ができるか
- Look: 見た目はどんな風か
- Made: 何でできているか
- Parts: どんなパーツを持っているか
- Where: どこで見つけることができるか
生徒達はそのヒントからguessして、持ってきた物を当てる、というものです。
娘はこれまで2回順番が回ってきて、1回目は貝殻、2回目は虫メガネを題材にしました。
みんなの前で何かを発表する、という経験はあまりなかったので初めての時は緊張していましたが、「うまくできた!」「楽しかった!」「みんな、Oh〜!って言ってた!」と得意顔で帰ってきてくれました笑
成績レポート
キンダークラスとは言え、もう小学校の一部なので、「成績表」があります。
娘の行動や作品に対する評価などがかなり細かく書かれていて、初めてもらった時は驚きました。
先生からのコメントでは、
「○○はとても礼儀正しく、お友達とも仲良くできています。初登校の日も物怖じせず、校内のプレイグラウンドで遊ぶことができていました。自分からお友達に話しかけることもできます。発表の時間には、静かに話を聞いて、自分の順番を待つことができます。先日の工作プロジェクトでは、○○は〜を作り、とても上手に〜を表現しました。〜では、○○は〜をして。。」
など、本当に細かくびっしり書かれていました。
ESLでの様子や英語習得状況も、ESL担当の先生から別レポートに記されています。
参観日などがないので娘の学校での様子は普段あまり見ることができませんが、この詳細レポートで細かく伝えていただけるのでありがたいです。
英語面について
渡航前
これは以前のブログでも書いたのですが、私は娘がまだ小さい頃から大学院留学を計画していたので、英語が全くわからない状態でいきなり現地校に入れるのを避けるために、自宅でたくさんの英語に触れさせてきました。
娘は自然と英語を身近なものとして捉えるようになり、躊躇なくアニメもYouTubeも英語で見てたくさんの英単語を覚えました。
保育園でもありがたいことに週1回英語レッスンの日があり、その日だけ来てくれるフィリピン人の先生が大好きでした。
しかしそれ以外で英語を使用する機会はなかったので英会話はほとんどできず、カナダ引っ越しが近づいてからは3ヶ月ほどDMM英会話でオンラインレッスンをして備えました。
渡航後
1月下旬からカナダの現地校に通い始めたわけですが、特に英語面での問題はないようです。
これは先生方が英語に不慣れな生徒の扱いに慣れていらっしゃるせいもあると思いますし、お友達ともまだ簡単な英単語のやり取りで遊びが成立するからだと思います。
また、前述のESLクラスで、英語がまだあまり得意でないお友達と仲良くする機会もあるので、自分だけ英語ができない…などと落ち込むこともないようです。
(むしろ、「英語も日本語も両方できるなんてすごいよ!」と大袈裟に褒めて、自信をつけさせています笑)
4ヶ月経過後
カナダに来て4ヶ月経った今、、、
私も知らない単語をどんどん覚えてきたり、一人で部屋で遊んでいる時の一人言はほぼ英語になったりなど、だんだん英語が身についているようです。(もちろん完璧な英語を話しているわけではなく、she is don’t go… など文法がめちゃくちゃな時もあります笑)
私はこちらに来てからも授業は全てオンラインで、せいぜい週に1〜2回のZoomディスカッションで真剣に英語を話す程度で、その他の時間は読み書きばかりしているのでスピーキングが全く伸びません泣
一方、娘は毎日毎日学校に通って生の英語に触れているので、私よりもはるかに現地の生活に馴染んでいると思います。。
逆に、日本語とごちゃ混ぜになってしまうルー大柴現象が起き始めているので、正しい日本語キープの努力が必要です。
その他カナダでの生活
全体を通して、娘はカナダでの新生活が気に入っているようです。
日本で通っていた保育園は都会型で、園庭がなく、晴れた日のみ週に1〜2回近所の公園に行く程度だったので、学校で1日に何度も大きなプレイグラウンドで遊ぶ機会があるのがうれしいそうです。
今までは金曜日になると「明日お休みだ〜!」と喜んでいたのに、最近では「え〜学校に行きたい〜」と言うほどです笑。
最近は日本で習っていたピアノもやっといい先生を見つけて再開し、大学附属のプールでスイミングのレッスンにも通い始めました。
習い事に関しては親の私も結構大変なので、また別記事に書いてみたいと思います…。
まとめ
今日はカナダに一緒に来てくれた娘の様子についてまとめました。
カナダに来てから全くブログを書いていませんでしたが、久々に書くとどんどん書きたいことが出てきますね。
秋学期が始まるまでの間、カナダ生活や大学院1年目で学んだことを少しずつアウトプットしていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。